野津田山頂観測所

サッカーが好きです。

18kipper's Delight

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開幕から素晴らしい滑り出しを見せた我が軍ですが、山形とのアウェイゲームは残念な引き分け。相馬監督が言うように、2点目さえ早く取れていれば…という印象でした。

一方滑り出しからただの旅行記と化している本ブログですが、今回もそういう感じです。
昨年はリッチに新幹線でしたが、今年は時間が有り余る学生身分をフルに活かして青春18きっぷを投入。往復でおよそ19時間の電車旅です。

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青春18きっぷの利点は2つ。

ひとつは、当たり前ですが安いこと。約2300円で東京から中国地方〜東北地方までカバー。しかも5回綴りなので、アウェイ連戦も多い悩めるJ2サポにはもってこいです。

逆に5回分もあることで使いづらいこともありますが、時期によっては金券ショップでほとんど定価と変わらない金額で売れることがあります。つまり2回分だけ使ってあとは売却、次のアウェイは飛行機で…ということも可能。

もうひとつは、途中駅での乗り降りが自由ということ。つまり途中で他の試合へ寄ったり、観光も余裕です。さくさくハシゴしましょう。

デメリットも2つ。
これまた当たり前ですが、ものすごく時間がかかること。

例えば今回の山形だって、新幹線で行けば2時間半ほどのところを9時間半かけて行きます。ちなみに昨年の大分は行きで31時間かかり、帰りは心折れてLCCで帰りました。

車窓に広がる代わり映えのしない風景、時折ものすごいスピードで追い抜く新幹線、乗り換えでミスって2時間待ち。ひたすら無為な時間の中で「何で自分はこんなことをしているのか」という尽きない疑問…そういうものと戦える力が、あなたにはありますか?

もちろん要所で新幹線や特急列車を使うことで時間を短縮する裏技もあります。ただ、使い過ぎれば当然高くつきます。18きっぷは新幹線や特急列車の乗車券として使用できないことがほとんどなので、ご利用は計画的に。

あと、荷物が多めの方に青春18きっぷは向きません。乗るのは普通の在来線なので、場所によっては通勤や帰宅のラッシュに巻き込まれます。また18きっぷの期間は、同じような18キッパーズで混み合う路線も多くあります(中国本線の姫路以西など)。
かく言う私も、今回通勤ラッシュで旗竿ケースを踏まれて底が抜けました。旗やゲーフラなど荷物が多い方は、おとなしく新幹線を使うのが吉です。

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イケイケかどうかはともかく、今回は胃袋によい遠征になりました。

福島でラーメン、スタジアムで芋煮。試合前にはビールを注入して荒れ狂う。試合後には冷そばと牛丼をモリモリ食い、翌朝はスッキリ起きて喫茶店で時間をつぶす週末。
ちなみにスタジアムではさくらんぼにバナナ、缶コーヒー、ミルクケーキを頂きました。一瞬、闘争心をとろかされそうになりました。J2の良くないところですね…

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食事や観光も魅力的ですが、アウェイにどれくらいのサポーターが来てくれるのか、何より選手や監督が気にかけています。
また人数が相手より少ないからこそ、相手に対する闘争心や味方サポーターとの一体感をより感じることができます。勝った時はもう…昇天って感じです(笑)
試合のために貯金したり日程を空けたり、苦労がいろいろ多いからこそ、チームに対する愛着もより一層わいてきます。

だから何が言いたいかというと…みんなでアウェイ、行きましょう!

ミッドウィークの松本戦を挟んで、金沢戦もアウェイになります。余裕があれば新幹線一択ですが、安く抑えるのであれば夜行バスがおすすめです。青春18きっぷ米原経由で12時間半ほどですが、かなり遠回りなので好み次第です。

あまり大した内容ではないですが、これからも知っている範囲でアウェイ遠征のtipsや情報を提供できればと思います。