シドニー遠征・3日目
張り切っていきたいシドニー遠征3日目。きょうはシドニーダービーですが、その前にやつぱりシドニーのアレやコレを見ておかないとな、と。
はい、見ました。
奮発してハンバーガーを食す。うまい。
30ドル。高い。
そして鳥に囲まれる。死んでも渡すものか。
さて、ようやく本チャンのダービーです。まずはアリアンツスタジアム近くのバー「The Bat and Ball Hotel」へ。
行くとさっそく、シドニーサポの皆さまがモリモリ飲んでおります。私も負けじとモリモリ。
あまりダービーという緊迫感もなく、仲間と楽しく飲んでいる雰囲気。
17時過ぎには外に出て、スタジアムに向かって行進。ひたすらWSWをケチョンケチョンにするチャント、そして中指のオンパレード。橋では肩を組んで飛び跳ね、壊れんばかりに揺らしまくる。やりたい放題です。
みんな大雨でビチャビチャのグッチャグチャ、肝心のチケットすらまともに機械で読めないほどの状況なんですが、大雨で壊れるサポーターはどこの国でも同じようで、みんなそのままゴール裏へ…
オーストラリアのサッカーを観るのは初めてなので知らなかったのですが、応援は良くも悪くもルーズというか、ゲームのテンションを反映しやすい雰囲気のように感じました。イギリスっぽい。
コールリーダー以外から別のチャントが起こってそちらに切り替えたり、チャンスやピンチになっているうちにチャントが自然消滅したり、等々。
チャントの入りや終わりをある程度合わせたり、即興的な部分をある程度限定したりというのは、日本の応援に独特なのかもしれません。何がそうさせるのかはよく分かりませんが…
試合はピッチコンディションに苦しんだ立ち上がりに先制を許したものの、役者が違ったシドニーが3-1で逆転勝ち。宿敵を退けて完全に独走態勢。
3点目の後には「5-0」チャント(昨年末のアウェイゲームで5-0で圧勝したことから)にポズナン・ダンスも飛び出し、かなりいい雰囲気で終われました。
もちろん最後は、向こうのゴール裏に向かって笑顔で中指を…
熱狂の代償。
気がつくと私のカバンも水浸しになっており、別のポケットに入れていた携帯は比較的無事だったものの、ノーマークだったパスポートにダイレクトアタック。モーテルで全力で乾かしたものの、写真部分はクルンクルン、スタンプ部分はフニャフニャになりました。
パスポートって濡れるとIC周りとか大丈夫なのでしょうか。私は明日無事に日本へ帰れるのでしょうか。