野津田山頂観測所

サッカーが好きです。

ドイツ遠征・3日目

さて3日目。きょうはアウクスブルクvsヘルタです。
13時キックオフだと思っていた私は、いち早く準備して8時過ぎにはホテルを出発。しかし中央駅の掲示板にて見事に18時半キックオフであることを知る。いや、死人出るだろ。キックオフまで何しよう。
このへんから雲行きが怪しかったのですが、RBにてアウクスブルクに着く頃には外が見えないレベルの豪雪。アウクスブルク中央駅で、ケルンvsフライブルクのキックオフが遅れていることを知りました。でもまあ、やるにはやるんですね…?

せっかくなので、雪が少し弱くなった頃を見計らって駅前をしばらく散策。なおwi-fiを使い切ってしまい(DBの大きな駅にはT-mobilewi-fiはありますが30分限定です)、頼れるものは己の意地と勘のみ。

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すると見事、素敵なクリスマスマーケットに遭遇。フットボールジャーニーで磨いた旅の勘は伊達ではありません。まあこの時期はどこでもやってるのですが…
吹雪の中、しばしグリューヴァインを嗜みます。美味。カップはお土産によさそうだったのですが、試合のことを考えて返却。

駅前に戻るとヘルタのサポーターがタクシーロータリーで雪合戦の最中でした。死ぬぞ?
ちなみにレーゲンスブルクでもウルトラスの子たちが雪合戦に夢中だったのですが、流行ってるんですかね。

暇を持て余し、駅前の書店にて某氏と約束していたBlickfang Ultraを購入。なんか薄くなってません?

お酒も入ったところで、早いですがWWKアレーナへ。富士通の支社の前で降りて徒歩。
ドイツ人に「こっちであってるよね?」って訊かれました。私に訊きます?
ちなみに歩いていく途中、車から降りてきた警察の若い衆が雪のつぶてを投げつけあって上司に怒られてました。別にサポーターの間だけで流行っているわけではなさそう。

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この日私はチケットこそ買っていたのですが、せっかく海外発送にしたのに結局出発に間に合わずじまいでした。orz
なので領収書とメールの文面を持ってチケットビューローへ。一応メールはしていたので、パスポートを見せたら「ああ、トーキョーマンね」とのこと。トーキョーマンとは一体。ともかくチケットは無事確保。
WWKアレーナは飲食だけアレーナカード必須で、それ以外は現金でもOKとのこと。それでも高額紙幣は断られることが多いのですが、人が少なかったせいか小銭をもらいに別の店舗へ行ってくれました。お姉さんありがとう。チケットといい、こういうちっこい親切が海外では嬉しい。

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無事に雪はあがり、雪かきも終わって、こちらは時間通りにキックオフでした。雪かきはかなりの人数をかけてすぐに終わっていましたが、ひとりマヌケな奴が雪をVARモニターすれすれのところにぶん投げて怒られていました。いいぞもっとやれ。
原口は今日もベンチ外。試合はアウクスブルクが好調の勢いそのままにペースを握る展開でした。あわやというチャンスも2度3度、しかし点が取れないまま後半へ。
後半にCKのこぼれを押し込んでようやくアウクスブルクが先制。その直後には右からのクロスが抜けてファーでグレゴリッチュがどフリーになるも、シュートはサイドネット。結果的にはこれが痛かった…

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終了間際にはサポーターの「Europapapapa…」の大合唱。チームもイケイケ、このまま勝てばELどころかCL圏内浮上…だったものの、ラストプレーのCKをプラッテンハルトがブーイングを物ともせずに蹴り、こぼれたところをカルーがダイレクトボレー。ブチ切れて帰る後方のおっさんども。土壇場で追いつかれ、勝利を逃してしまいました。
それでもうまく行っていないという感じではなかったからか、拍手で選手を送り出すサポーター。このまま続けろってところなのでしょう。全体的に見れば望外のシーズンを送っていることは確かです。

帰りはまた少し雪がちらついていましたが、電車がそれほど遅れることもなくミュンヘンへ。

明日あさっては適当にサッカー以外の用事を済ませて、時間があれば1860ミュンヘンの練習場に行ってきます。オフだけど。